チラウラヤーン3号

その辺のプログラマーのチラ裏です。

英語話す時、語の写像を考えるより概念の写像を考えた方がよさそうな?

お気の毒に→I'm sorry.

語句の対応は全単射ではない (言ってみたかっただけ)。

よくあるフレーズを頻出度順で覚えて、なんとか会話や小説表現に当てはめて意味を類推して、そこからコアイメージの確認に入った方が…

わからん。だるい。でもプログラミング言語覚えるときもそうだもんなあ。まずまとまったサンプルをコピペして動かしてみて、ズラしてみて…だんだん応用がわかってきて、ゼロから組めるようになって。

そのうちゼロから組めるようにはなるんだけど、いまいち有名ライブラリのコードのような作りにはならなくて、改修もしづらくて。そこで語法というか、構成上、背景で用いられてるガイドライン的な概念 (OOPとかドメインとか) を知ると、よりその「書かれ方」が違って見えて、いちいち納得のいく内容として読めるようになって…。

「萌え」はもう一般化したどころか死語にもなってるかも知れないんだけど、 なんかきちんと整理されないまま押し切られてうやむやに消費されてしまった気がしてる。

もう40年もすれば当時の違和感を覚えている人も覚えていられなくなると思う。風化してしまう。

アニメや漫画のかわいい造形の女の子に抱くムラムラともトキメキとも違う、子犬や子猫を愛でるような愛しい感覚が萌えだ、と後出しで命名されたところが一つの違和感。

それが日本の新しい感情であるとされたところに違和感。

それが日本古来から持っている民族感情であるとしたところにも違和感。

それを本当に腑に落ちる解釈がされてないままメディアが面白がって使い、そのメディアの語釈を受けてなんとなく便乗してた人たちとそれをヨシとした風潮にも違和感。

ジャパニメーション」ぐらい納得のいかない言語運用がそこにあると思ってるけど、Wikipediaにも大体その辺の不明瞭さは書かれてるから、当初は不満をなんとか形にしたいと思ったけど、結構満足してしまった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%90%8C%E3%81%88

歴史に書かれている風俗や流行の記録も、そう言った誇張というか、デジタイズされてしまって欠落した情報が背景にあることを間引いて読む方がいいのだと思った。

平安期の価値観とか、貴族たちが捉えてるキラキラした誇張された世界観に、当時の市井に潜む野生の才能たちも「いや、そう言うことじゃないんだけどなあ…でもあいつら声がデカいし、お前らセンスねえんだよ!って言ったところでオイラに紙と墨は買えないしなあ…」みたいな忸怩たる思いを抱いていたに違いない。

違いない、までは言いすぎた。いてもおかしくない。そしてそういう人たちは歴史の狭間に埋もれて忘れ去られていく。


タイムマシーンができたら、そういう人たちを歴史の狭間から掘り起こして社会変革に駆り出したい。

同時代的なコンテキストとそこに渦巻く違和感はテキスト化されにくく、風化してしまい、歴史に残りにくく、歴史に残っていることだけで当時のことを正確に把握したと捉えてしまって、それが現代の問題に地続きだよね、と考えることの危うさについて考えてました、という話でした。

石野卓球WIREで、山下達郎の「希望という名の光」をかけた時、自分はそれがなんの曲なのか分からなかった。

そういうのがわかる人たちと、わからない人たちがいて、自分はわからない側だった。

他人と比べても仕方ないし、そういう思いから単焦点的に身につける知識は教養とは呼ばれないものなんだろうけど、深さや広さへの憧れがある。

ワナビー

嘆きの雪

嘆きの雪

歯をよく磨かない子供の口は臭い。 酸性の臭いがする。

しかし!

自分にもそういう時代はあっただろうし? 好きなあの子にもそういう時代があった可能性は否めない。

よって!

私は、全ての子供を許したいし、許していきたいと思っている!

だから!

子供も私に優しくしてほしい!

おっさんにも!優しくしてほしい!

そして!

歯は、何かを食べたらすぐ磨きましょう! クチュクチュうがいをすぐして口の食べかすをゆすぎましょう! それだけで口腔衛生は保たれ、 免疫を虫歯や胃腸、血液の、虫歯菌からの保護のために無駄遣いすることがなくなって心臓病予防や痴呆症予防にもなるし風邪もひきにくくなってハッピー!

はい!ありがとー!

村上隆の『HIROPON』と『My Lonsome Cowboy』のよさについて語りたいのだけどうまく言語化できないのがもどかしい。 アートが好きで詳しい人からは「なぜそんな値段がついているのか理解できないし、下品」、オタクの王を名乗る人からは「顔がバタくさい」などと批判されていて、いや、そんなストレートに受け取ってストレートに批判するような作品なんだっけこれは?という思いをずっと持ち続けている。BSマンガ夜話宮崎駿作品解説などであれだけ作品の行間を語れる岡田斗司夫が、そんな風にしか見てないことには大いに驚いた。

そもそもがサブカルチャーの中でも、外の人間から見れば蔑視や嘲笑の対象になりがちだった当時のアニメ界隈の空気と、界隈が魅了されたオタクアニメ表現のポップさと、そこに同じサブカルの領域ではあるもののごく一部で展開されコアな人たちの特異性を形成していた非日常的な開放性を伴ったエロス (かつてドイツで開催されていたラブパレード的な開放性) を組み合わせることで「人を笑うものはいつか笑われる立場に落ちるし、制約を取り払ってさえしまえば、その脅威はすぐ隣にやってくることをお前らはわかってない」とアンチアニメ勢とアニメオタク勢両方にぶつけた石なんだと思ってた。

単純に造形だけとってもよくできている。顔がアニメ絵として魅力が足りないと言われるのはわかる。だってそういう方向 (当時のアニメ界隈でウケてた造形。誇張された頬、目の大きさなどいわゆる「萌え」的表現) にワザと寄せてないでしょ?それをやっちゃうと意味がない。ただのオリジナルアニメキャラでしかなくなっちゃう。ベースはアニメ表現においたけど、プロポーションやポーズ、像の持つダイナミズムやムーブメントの造形の思想としては割と芸術の原理原則に則った狙った洗練だと感じていた。あの構図にしたって、よほど画力や振り切りがないと出せなくないですか?液体をああいう重力感で演出するのってアニメ的ではあるんだけど、あれをそのまま造形してたアニメや漫画はないんじゃないだろうか。ありそうで、ない。そういう意味ではあれもちゃんと「見たことのないもの」を描いてくれている。

作品のシニカルさやカリカチュアの側面を汲み取らずに批判するのって、ソーカル論文やデュシャンの泉を賞賛した人たちとなにも変わらないのでは?という気がしている。なんていうか、ガキ使のオープニング企画 (守銭奴板尾や理不尽な先輩としてのダウンタウンなど) を見て真に受けて苦情を入れてしまう人を見ているような気分になるのだけど、うーん。

ああ、やっぱりうまく言えない。

もちろん、村上隆本人にそんなつもりがなく、当時のアニメオタク界隈を魅了していた本物のプロフェッショナルが描くコアイメージの劣化表現しか造形できなかった可能性もあるし、扇情的な表現を使ったただの金稼ぎだった可能性もある。村上隆の著作を読んだことないので偉そうなことが言えない。こたつ記事です。

なにより、自分だってたいしてハイアートや同時代的なコンテキストに詳しくないし勉強もしてないので、以上に述べたことは本当に根拠がない管見にすぎないのだけども...。

ちなみに同氏のDOB君やパンダみたいなキャラクターについては凄さがよくわかりません。 3m Girlについても同様。なので村上隆作品の全てがすごいと思っているわけじゃないです。

ついでに書いておきたいのがあって、 じゃあ、ろくでなし子のボートやエロイラストも芸術なんですか?みたいな意見があるけど、 それについては芸術のいくつかある評価観点を考えてみればいいと思う。 新規性、独創性、歴史的意義、思想の体現、特異的なコンテキストの抽出、技巧、大きさ、精巧さなどなどいくらかある評価軸のうち、2つ以上の点で優れているか、一点であっても卓越しているかどうか。

例えば新規性があっても技巧がショボいと評価も低くなる。その場合、新規性がよほど高くないと傑出した作品であるという評価はされない。

「羽のついた緑色のトースターを一千個海に浮かべました」みたいなのは新規性があっても、他にも思いつく人いそうという点で独創的とは言い難いし、技巧性も弱い。そして、その表現が我々に対してどう開いているのかという解釈性も乏しい。つまり、作品が外に与える情報が少ないし、人間の認知能力への刺激も弱いと言う点で有益性が低い。

iPhoneでAndroidから大きなファイルをインターネットを経由せずに受け取る方法 (Personal Hotspot + Documents by readdle)

問題

  • 出先で、友人が撮影した動画を見せてもらい、面白かったのでもらおうとしたのだがファイルサイズがデカくてLINE経由だと何度か転送に失敗した。
  • iPhoneBluetoothにはファイル転送用プロファイルが積まれておらずBluetooth経由でのファイル転送はできない。
  • 出先には客が使えるWi-Fiが用意されてなかった。
  • 小さなファイルを単純に AndroidからiPhoneにファイルを送るだけならLINEなどインスタントメッセンジャー経由で送るとか、共有ストレージを使ったり、SendAnywhere みたいなファイル転送アプリを使えばいいんだろうけど、大きなファイルなのでWi-Fiのないところで携帯回線で通信容量を大きく消費してしまうのがイヤ。通信容量の少ない格安SIMを使っているので。

方法

  1. iPhone 側で、App Store から Documents - File Reader. Browser をインストールしておく。
    Documents: ファイルマネージャー,  zip 解凍

    Documents: ファイルマネージャー, zip 解凍

    • Readdle Technologies Limited
    • 仕事効率化
    • 無料
    apps.apple.com
  2. iPhone の Cellular Data (モバイルデータ通信) をON。
    • Wi-Fi もON。
    • Personal Hotspot (インターネット共有) も ON にしておく。
  3. Android 端末の Wi-Fi 接続設定を開き、iPhone のPersonal Hotspot (インターネット共有) の Wi-Fiアクセスポイントに接続する。
  4. iPhone 側で Documents アプリを起動しコンピューターへの接続ボタンをタップ。
    Documentsアプリ: コンピューターへの接続ボタン
  5. Documentsアプリに接続アドレスが表示される。
    Documentsアプリ: 接続アドレス
  6. Android 端末側で Chrome を開く。先ほど接続用に表示されたアドレスは無視してAndroid Chromeのアドレスバーに「http://172.20.10.1/」と入力しアクセスする。
  7. iPhone 側で Documents アプリに接続コードが表示される。
    Documentsアプリ: 接続コード
  8. Android Chrome側にも接続コードを入力する画面が表示されるので iPhone 側の Documents アプリで表示されたものと同じ接続コードを入力するとファイル一覧画面が表示される。ファイル一覧画面右上の「Upload Files」ボタンを押して、AndroidからiPhoneへ送りたいファイルをアップロードする。
    Android Chrome 側の接続コード入力画面とその後に表示されるファイル一覧画面
  9. Android 内のファイルが iPhone 側のPersonal Hotspot用 Wi-Fi回線を通じて Documents アプリ内に転送される、はず。

ところで、ミスってiPhoneの逆引きアドレスが載っている画像をアップしてしまったので加工して再アップしたのだが幾度試しても加工前の画像がアップロードされてしまう不具合に遭遇した。はてなブログ/はてなフォトライフ側の不具合なのか、私の端末やブラウザ側の不具合なのか不明。

とりあえずアップしたことのない画像を一度アップロードしてから再度、本来アップロードしたかったファイルをアップロードしたらちゃんと加工済みの内容が反映された。なんだったのだろう...。

積読消化のペースを見てみる

積読消化のペースを見てみると

10日で1冊が今の働き方で現実時に可能なペースっぽい。

今の働き方は、おおよそ朝8:30〜夜7:30ぐらいの肉体労働+講習受講(2ヶ月に1回の試験がありそのテスト勉強も含む)。

ボリュームが小さいもの、専門書じゃないものだともう少しペースアップできそうだけど、そういう系の積読は大体消化したので、今は専門書と、それなりに情報の詰まった積読の消化に勤しんでいる。

もし結婚して子供が持てたらこんなペースも無理なんだろうなと思う。結婚できるかわからないけど、したい気持ちはあるので、今のうちに自分の専門方面と基礎のレベル上げをしておきたい。

ところで『闘うプログラマー』を今更ながらに読んだんですけど

評判に違わぬ名著でした。山岡洋一氏の翻訳がすばらしいのもあると思う。英語はもちろんだけど、経済、社会、コンピューターに通じてないとここまでの高みには到達しないんじゃないだろうか。そして原著者についてはもう、よくぞこれだけの膨大な会話録、出来事、情勢をこのレベルにまとめ上げたものだと感嘆した。常人なら圧倒されて終しまいだと思う。

カトラーの威圧的なコミュニケーションには賛同し難いものの、軍隊のごときその振る舞いがなければ、コンピューターソフトウェア開発史上に名を刻むこの偉業が大成することはなかっただろうとも思う。Windows NTはXP以降のWindowsの安定性の礎となっているし、カトラーの本質へのこだわりがなければ、未だにWindowsは「悪の帝国マイクロソフトの作った、シェアが大きいからみんな仕方なく使うだけのOS」という評価が続いていたのではないだろうか。

"優れた作品は愛情と暴力によって創造される"

250人のプログラマ、560万行のコード、1億5000万ドルのコストが費やされ、開発最後の年には3万以上のバグが修正されたこの大掛かりなソフトウエアをリードした人間が言うことには迫力がある。