チラウラヤーン3号

その辺のプログラマーのチラ裏です。

2020/09/13

学習をコツコツ進められるようになった (なってきた) のは、自分の人生において最大の収穫だと思う。

今までは決められた期限があり、それを意識してしまうと功名心と焦りからペースを自分の実力以上に上げてしまい、2,3日で疲れ果て、挫折するのが常だった。

今回はペースのみに焦点を絞って、期限を考えずに一定のペースをキープして、まずはとにかく継続自体が身に付けられるように生活を改善していった。 それが第1ステップだった。

そんな生活が今年6月末ぐらいから始まり、現在、2ヶ月半ほど継続しているが、ここらで心配事がむくむくと頭をもたげてきた。

「焦りが禁物なのは教訓として理解できたし、実践できた。しかしながら、時間は無限ではない。いや、こうなっているのは、まずは焦らないために時間が無限にあるかのように訓練してきた結果だから納得済みではある。でも、このままケイゾクしていくのはいいことだけど、果たして3年後に振り返ってみて、完了したのが微分積分と英文法だけだったとしたら、それもちょっと悲しいナァ...」

完了目処の日時が分かってなかった。頂上が見えないまま登ってるとすごく疲れる。完了目処を立てよう。

今日読んだ行動分析の知見を紹介していたビジネス本には「進捗をグラフ化しろ」とあった。なるほど、それは言われてみれば当たり前なんだけど、やってなかった。いや、当たり前とか言ってはいけない

勝間和代の著書「効率が10倍アップする 新・知的生産術」でもこんなふうに書いてあったしね。

よく、インプット対象について、本を読んだり人から話を聞いたときに、「そんなことはわかっている」「内容が平凡である」などと批判をする人がいます。 しかし、実際にアウトプットをしてみると、いかに自分の考えを、他人にわかりやすくまとめあげることが大変かよくわかります。 したがって、その人以上にすぐれたアウトプットを出す自信がない限り、どのような内容においても、それを平凡であると批判することはできません。

当たり前とかいってすみませんでした。

さて、グラフ化するには進捗データを入力しなければならない。進捗データから平均ペースを算出し、それを延長入力していくことで、いつになればこの山が切り崩し終わるのかが分かる。

今回はグラフによる可視化と、そこから得られるペースの上下や、グラフの見た目から得られる終了予測よりも、 「このペースでいくとX月X日まではかかりそうだ (うまくいった場合。病気とかしなかった場合)」 という具体的な日付が出せたことが自分にとっては衝撃が大きかった。

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進捗を入力したスプレッドシート。左上がPythonクックブックの読了ページ数。右下が積読消化数。

その結果、分かった終了目処は次のようなものだった。

  • Pythonクックブックが10/13
  • English Grammar in Useが
    • 1周目: 10/10
    • 2周目: 11/9
    • つまり、あと2ヶ月ぐらいで終えるペースの模様
  • すぐわかる微分積分が 11/20
  • 数学2演習書が 12/8

マジかよ。今年が終わっちゃうよ。それなのに、英語も数学もまだまだ全然「あ、余裕っすね」なんてレベルには達しないものなんですね。こういうの、筋トレの時も思ったなあ。「え、1ヶ月ぐらい筋トレ継続したら大胸筋がパンパンに膨らんじゃうと思ってた…。現実は、筋肉が膨らむどころか、客観的な見た目の変化がほとんどない…ボディビルダーたちの努力って半端なかったんだな…」

今となっては納得のいく終了目処だけど、焦りや不安にまみれてた過去においては気持ち的には、どんな学習単位も「大体3日ぐらいで終えられないか?」(不安と焦りで心がいっぱいだと我慢する力、待つ力、じっと長期的に取り組む力が弱い)という心持ちでいたから、「こんなにかかるものなのか...じゃぁ、もういいです」と諦めていただろうと思う。

と言うわけで、今までのペースランに加え、目標を見据えてちょっと負荷を意識していくのが第2ステップになりそう。

すごい「実行力」 (知的生きかた文庫)

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  • 作者:石田 淳
  • 発売日: 2007/06/20
  • メディア: 文庫


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日本版WAIS‐IIIの解釈事例と臨床研究

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