チラウラヤーン3号

その辺のプログラマーのチラ裏です。

例えば、父親、アルコール依存の父親に、恐怖と愛着障害とともに育てられたとして。

その存在から離れたあと (死別や絶縁などで離れたあと) 、何か自分で頑張ったことがあれば、父親の顔を思い浮かべて、「よく頑張ったな」とか「うまく出来たな」「いいぞ」とか、本当の父親は言いそうになかったことでも、想像の中で、言ってもらいたかったことを言ってもらう想像を重ねるのはどうか。

自分の中の恐怖や不安を育てたかも知れない存在を、嘘で上書きしていく。

歪になるかな。死んだら仏になるんでしょ…。仏なら、慈悲があってもいいのでは…。

偉いお坊さんに相談してみたい。

実験医学 2015年6月号 Vol.33 No.9 脳神経回路リモデリング〜ヒトの個性と心の根源への挑戦

実験医学 2015年6月号 Vol.33 No.9 脳神経回路リモデリング〜ヒトの個性と心の根源への挑戦

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 羊土社
  • 発売日: 2015/05/20
  • メディア: 単行本


早速、理想化した親父の声とともに、1時間10km走ってきた。ちょっと頑張れた気がする。


毎日を無為に過ごすと、その日の出来事に対して「何も思わない日」が積み重なる。これは他社との雑残のときに困る要因となる。

世の中には、毎日何かしら思う人と、そうではない人に分かれてるんじゃないか?

そして、前者は情報発信と世界との触れ合いを得るが、後者はその機会を逸し続け、病みやすくなるのでは?

だとしたら、後者には「日常の捉え方、感じ方の訓練」があるといいんじゃないか?


ビバルディの四季、1725年に発表されたんだとさ。日本は江戸時代。科学工学は欧米に遅れを取ってたのは分かるけど、音楽の複雑さと、そこからの洗練の歴史も先をいかれてたんだなぁ…まぁ日本は日本で能とか日本刀とか洗練があったわけだけど。

ものごとの複雑さを増したあと、洗練して統合・調和させていく人たちは凄いなあ。天才だな。

VIVALDI WINTER

VIVALDI WINTER

  • GYZE
  • メタル
  • ¥250

Recomposed by Max Richter: Vivaldi, The Four Seasons: Winter 2

Recomposed by Max Richter: Vivaldi, The Four Seasons: Winter 2

  • マックス・リヒター, アンドレ・デ・リッダー, KONZERTHAUS KAMMERORCHESTER BERLIN & ダニエル・ホープ
  • クラシック
  • ¥255


スカーレット、家族間にしろ、夫婦間にしろ、仕事関係にしろ、友達にしろ…コミュニケーションの仕方の (作者の) 理想を描いてて非常に良い。親しき中にも礼儀あり。お礼を言う。謝る。席を設けて話し合う。基本なんだけど、やれば済むことなんだけど、なかなか出来てないことを行動にして描いている。

高校の時、そんな夢想をしてた。世の中には、大人になれない大人が多い。世に数多の、コミュニケーション本があり、思想の本があり、哲学の本があるにもかかわらず、現実の人口に奏功してないのは、目で見た経験や、それによる地続きの結果を目の当たりにしたり経験したことのある人が少ないからじゃないか。もし、良い映像を作って「これが一つの理想型です」と見せられたらいいのに…そんな映画を作りたいなあ、と思っていた。

朝ドラという視聴者の非常に多い媒体で示してくれて、胸の支えが洗われた。

遠藤浩輝がエデンの一巻に書いてたことを思い出す。庵野秀明が自分のやりたいことを全部やってくれた、と。でも、そこからこぼれ落ちたものが、エデンを作る動機になった、と言ってたこと。

EDEN(1) (アフタヌーンコミックス)

EDEN(1) (アフタヌーンコミックス)


Slackの何が優れてるって、検索してヒットしたポストをクリックすると、ちゃんと前後のポストも表示されるとこだよなあ。タイムラインがちゃんと保存されてる。その点、Twitterはヒットしたポストにしか飛べないのが不便。自分のタイムラインだけでも表示して欲しい…。


何かに不満があったとして、または、社会問題があったとして、一番強いのは行為者なり、支援団体なり、行動を起こしている人だと思った。外野からの意見も大事だけど、言うだけタダなので分を弁えるべきなんじゃないか、その前提認識を持っておくこと自体は大事なんじゃないか、と思った