チラウラヤーン3号

その辺のプログラマーのチラ裏です。

安心感のある時の特徴として「足に眠気が宿る」がある。起きている時は、頭の眠気が足に降りていて、眠くなる時はそれが頭に戻ってくる。この状態の時、入眠時の寝つきが凄くいい。

こんな風に「眠気」を一時的に退避したり戻したり自由自在にできると仮眠の時とか便利なんだけど、修行が足りなくてそこまではできてない。

レベルが低いときほど自分と相手の能力を正確に測れないのなんでか分かった。自分の中の情報が足りないんだ。

自分の中に

  • Aが100
  • Bが50
  • Cが20

あって、相手の中に

  • Aが60
  • Bが80
  • Cが100

みたいなステータスがある場合、少なくとも、こちらが全容を把握してるAについては、相手の能力範囲は見て取れるし、Bのうち相手の30は未知だけど、「自分と同等かそれ以上」ぐらいは言える。Cに関しては「自分はCについて専門外なので相手がCについてどれだけ詳しいか分かりませんが、自分の知ってることは全て知ってる感じがします」とは言える。これが、自分の中にCが1とか5とかしかないのに「オレはCに詳しい。オレはストリートスマートだ」とか思っちゃってると「あいつはCについて、勉強はできるかも知れんけど、オレより詳しくなさそう」ぐらいしか分からないのではないか。全体ボリュームが分かってないから。

格闘や戦闘も同じだろうと思う。技の幅が狭く、精度が低いと、同じレベル以下の相手の能力しか測れない。

そういった点で、ある分野について1〜100までカバーしたテストを受けることは、一つの統一的なスケールで客観的に自分の力量を測れるのでそれ自体は良いことなんだな。

コミュニケーション力、というやつも例えば

  • 声は小さくないか
  • 目を見て話しているか
  • 論理構成はできているか
  • 自己開示と質問ができているか
  • 賛同や提案を示せているか
  • 事実と感想を分けて話ができているか

など項目を分けて、コンピテンシーみたいに、または、お笑いの審査みたいに、各評価軸ごとにスコアリングすることで、それっぽい評価ができるのでは。

なーんてことを考えてたんだけど、人事の専門書には100年前から書いてありそう内容だな、と書いてみて思った。知らんけど。

人事評価はもういらない

人事評価はもういらない


「強くなりたければ、自分の弱さを知れ」ってのは「まず、100がどのくらいの強さかを知れ。物差しを手に入れろ。味わえ。触れろ」ってことなのかな。

勉強して知識の幅を広げたり、試験を受けたり、強い相手と戦わないと、体感しようがない気がする。

「できる/できない」「わかる/わからない」「負けなかった/負けた」これらのうちの後者が大事。後者が体感できる、ってことは、物差しを手に入れた、っとことなのかな。

そして、恋愛もまた、しかり。なのですかね。

タイマーをスタートさせるとやらなければいけないのでポモドーロタイマーをスタートさせられないで1日が終わる。

タイマーは強制の象徴に成り果てた。帝王のようにそこに鎮座している。高名な精神科医は言う。「やる気が起こったら行動するのではなく、行動してやる気を起こすのです」。わかってる。わかってるんだ、そんなことは。マイナス5度の外気の中を10分や20分歩いたところで死にはしないことも。

かくもシステム1は強力である。英雄はこのシステム1をうまく使い、システム2を押し進め軍略や研鑽に励んだと言う。金、性欲、名誉、支配、美食…。彼らは感情を乗りこなし、欲望という名の海岸沿いをドライブしていた。ギアチェンジもお手の物だ。

マイト一発ぶちかませ。滝に打たれろ。炎を燃やせ。闘魂注入だ。いつ何時、誰の挑戦も受けろ。

うるさい!は〜お茶漬け食べたい。オレはただ、一杯の、400kcal程度のカロリーがあればそれでいいはずなんだ。

そうだ。瞑想しよう。ブザーが鳴ったら開始の合図だ。30年間のゴールドスリープだ。目を瞑ったら、そのまま静かに。海の底に沈むように。

新情報の取捨選択基準について。

今までは闇雲に「とにかく世間を賑わすあらゆる話題には薄らとでもついていかねば」との思いから 見境なく1記事1記事読んでた。

しかし、長期的にみれば費用対効果がとても悪い部分が混ざっていると感じた。 「やったことがない」「やっていない」ことに対して丁寧に情報をジャーナル的な記事から汲み取ろうとしても、自分の能力の拡大や発想の想起力に寄与するところが少ないのだ。

マネジメント、コンパイラ、ドイツ語などなど。

もし少しでもやったことのあるものなら、または取り組んでいる最中のものなら、自分の体験や知識と比較しうるオーバーラップ部分が存在するので、報告的な新情報に触れても何かを深く感じ取ったり学びとったり考察できたりするところはあるけど、目下自分が取り組んでいるものや、計画スタックに積んでいるものをおざなりにして「あれもいつか詳しくなりたいなあ」とか「ああいうのもできる人ってカッコいいなあ」とよく知りもしない話題のものばかりに目移りしていては、手元の道具への習熟も覚束ないものになるし、それに、大してて親近性のない新情報の記憶なんて2ヶ月も保たないので、そこにかけた時間の殆どが活かせくて勿体ない。

新情報に触れるのは、自分を賦活したいときぐらいに留めて、基本的に日常の修行は、一つ一つ目の前にあるものと真摯に対峙する時間をたっぷりと取るようにしていきたいと思った。

朝ドラの主人公、たいがいえらい苦労した果てに幸せになってる気がする。

いや、今回の話も楽しめてるし子役の毎田暖乃さんもホンマに達者な演技を見せてくれるし、朝ドラ自体は好きなんですけども。

仕組みの方を変えてみんなで幸せになるタイプの成功譚が日本で馴染みがないのはなんでやろ?

むしろ、そんなサクセスフルなヒーロー譚がウケるのってアメリカだけなのか?アメリカ以外の国々ではみんな苦労話を尊ぶのか?

国家としての成功体験の差が出るのか?

肉体や精神を、現在のそれとは異なる何らかの形を目指して変化させる場合、継続的な痛みを意図的に与える場合がある。

そのような行為は通常、医学的知識、観察・実験・理論化・検証と行った科学技術、そして資格を持った者に制限されている。 継続的な痛みを与える行為は、正しく運用しないと生命の危険を招くからだ。

知識も技術も資格もないものが、明確な目標形状も定めずに、他の生命に危害を継続的に与えることは、社会通念上、許されていない...はずなのだ。

人為的に個人や組織に変化をもたらそうとする者は、努努、そのことを忘れてはならず、精進を図られたい。

2020年11月の振り返り

  • 生活
    • B
    • 改善の整理ができ、要改善事項が絞れた (後述「要点チェック」に記載)
    • Apple Watchで5分タイマーメソッドにより作業継続・集中時間は少しずつ伸びてきた。
      • 作業継続時の心理的抵抗感にも徐々に耐性がついてきている。
    • 減量は復調した。6, 9, 12, 15時に決まったものを、決まった量だけ食べるリズムが構築できたことによる。
    • 朝散歩が習慣づいてきた。
    • 歯科矯正が始まった。
    • 緑内障も進行なし。
      • 目トレのおかげか、視力が少しよくなった。
    • T字カミソリによるセルフ散髪がうまくなってきた。
    • フィッシュオイルとマルチビタミンの服用を開始した。
    • 手元にシェイカーを置いて、気が落ちたら飲むようにしたら日の水分摂取量が3リットルになった。
    • 家の中の移動でせかせかしなくなってきた。
      • 「焦り」の軽減がさらに進んだ。
    • 「理解するとはどういうことか」が自分なりに整理できた。
      • これにより、理解につまづいた時、どういう意識を形成したらいいかのイメージができるようになってきた。
    • 終盤4日間は風邪でダウン。この毎月のダウンは織り込み済みとして計画を敷く方がよさそう。
  • 仕事
    • B
    • デリバリー可能な成果はなかったけど、JWTを使った認証機構についての考察が深まっ太郎。
    • PoC開発最優先にする踏ん切り (悪あがきの諦め) がついてよかった。
  • 読書
    • A
    • 『独学大全』読了
    • 積読はなんだかんだ整理して残り386冊になった。先月比 -20冊。
  • 語学
    • B
    • ようやく2年前に中断したところまで追いついた。
    • なんか...英語のドキュメントが読みやすくなってきたり、英語の動画が聞き取りやすくなってきたりしている。
  • 理数
    • A
    • 記念すべき、確率統計学習第一冊の『田島の確率統計』が終わった!
      • 検定とか標本推定とかちょっとわかった!
    • 『すぐわかる線形代数』はサクサク読み進められている。微積ほど概念が難しくない。
  • 情報
    • A
    • 『誰のためのデザイン』が読了できた!いやー「UI研究に興味があります」と言いながら、読んでなかったことが後ろめたかったんだよなぁ
  • 要点チェック
    • 英語文法とアプリ開発、がんばりましょう。
    • 仮眠を2時間以上とってしまうのやめましょう。
    • Apple Watchで5分タイマーをしかけて、とりあえず5分でできるところまで進めるメソッドは続けましょう。
    • システム1とシステム2の特性を意識し、欲求を制御してみよう。
    • 貯金的に来月には就職活動かなぁ...ちょっと早いけど、人生史上最高の1年だったと言える。

Mutant

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