チラウラヤーン3号

その辺のプログラマーのチラ裏です。

タイマーをスタートさせるとやらなければいけないのでポモドーロタイマーをスタートさせられないで1日が終わる。

タイマーは強制の象徴に成り果てた。帝王のようにそこに鎮座している。高名な精神科医は言う。「やる気が起こったら行動するのではなく、行動してやる気を起こすのです」。わかってる。わかってるんだ、そんなことは。マイナス5度の外気の中を10分や20分歩いたところで死にはしないことも。

かくもシステム1は強力である。英雄はこのシステム1をうまく使い、システム2を押し進め軍略や研鑽に励んだと言う。金、性欲、名誉、支配、美食…。彼らは感情を乗りこなし、欲望という名の海岸沿いをドライブしていた。ギアチェンジもお手の物だ。

マイト一発ぶちかませ。滝に打たれろ。炎を燃やせ。闘魂注入だ。いつ何時、誰の挑戦も受けろ。

うるさい!は〜お茶漬け食べたい。オレはただ、一杯の、400kcal程度のカロリーがあればそれでいいはずなんだ。

そうだ。瞑想しよう。ブザーが鳴ったら開始の合図だ。30年間のゴールドスリープだ。目を瞑ったら、そのまま静かに。海の底に沈むように。