チラウラヤーン3号

その辺のプログラマーのチラ裏です。

古武術の実戦を見てみたい」という、とあるYouTube動画へのコメントについて考えてた。

古流の剣術もそうだけど、競技化を意識してない殺法なのでガチ目にやると普通に死ぬまでやるんだと思う。よって表に出ないという…。首を折る、関節を逆方向に曲げるための強い打撃を加える、目を抉る、金玉を潰す、歯を折る、指を折る、鼻を潰す、耳をちぎるなど…。

そもそも不意打ち、頭突き、噛みつき、目潰し、金的がある時点で血生臭くなってしまう。初期UFCより血まみれ。普通に戦場格闘戦。

で、そういう技を先手必勝でかけることに特化してたりするから、それを禁じられるともはや体系が別になってしまう。将棋で言う6枚落ち以上のハンデになるんじゃないでしょうか。 縛りプレイになるわけだし。そんな練習はしてないわけで。

なので、それをもってして「古流の達人弱えー」と言うのも、条件がガバガバな発言になってしまうわけで。

もちろん、武力、喧嘩力が不要となった時代以降、かつてのモノノフ達も食っていく手段として道場拳法/剣法を起こし、奥義だ免状だとマーケティングを行った人たちもいただろうから、全てが本物とまで言うつもりもないけど (無限の住人を読んだだけの知識で語ってるのでコタツ記事につき悪しからず)。

ただ、古流剣術の流れを汲む合気柔術とか(コマンドサンボをミックスしたシステマ含む)は、総合選手のパンチの踏み込みに反応勝ちしたり、ちょっとよくわからんのだよなあ…。達人以外はほぼ現代的なMMAに負けると思うけど、一部の変態師匠連中は、分からん。打ち分けしてくるストライカータイプには勝てない気はしているが…