「A、あるいはB」と言われると「AでなければB」という意味合いにとってしまいがちだと思うんだけど、英語の小説の副題などで使われる "or" は日本語にするなら「すなわち」の方が分かりやすいと思った。
Frankenstein: or The Modern Prometheus
であれば、
『フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス』
よりも
『フランケンシュタイン、すなわち現代のプロメテウス』
それか
『フランケンシュタイン 〜現代のプロメテウス〜』
の方が違和感がない。個人的には。
(2021/02/13追記)
いや、改めて考えると「すなわち」もおかしいな。
「肉体を使った競技、すなわちスポーツ」ぐらい、2語または2つの文の関係性が一般的であれば「すなわち」でもよさそうだけど、ヴィクター・フランケンシュタインが誰か分からんのに「すなわち、現代のプロメテウス」とか言われてもピンとこないもんなあ。
「あるいは」「すなわち」の中間ぐらいの言葉が欲しい。「言うなれば」か。