そういえば、17年前に、プログラミングが出来るようになりたいと、 田舎の一角で憧れを抱いたんだった。
ネット上の記事を読むとそこには「他人のソースを読むのが良い」とあった。
高校は地元よりも少し街 (自分にしてみれば都会) ではあったものの、そうはいっても片田舎レベル (怒られそう) で、 相談できそうなプログラマを得ることは自分には出来なかった。第一、どうやって見つけていいか見当も付かなかった。
考えた結果、
「FreeBSDはソースコードが自由に読めるらしい。それなら『他人のソース』が読める」
と思い至る。
「この難しそうなのを読むしかないのか?」
と尻込みするも、とりあえず src をダウンロードし、恐る恐る echo コマンドのソースを読んでみる。
[base] Contents of /stable/2.2/bin/echo/echo.c
(分からなすぎて変な顔になってクネクネ身悶える)
うう…C言語以前に手続き型、構造型プログラムの基本としての変数、代入、条件分岐、ループ、 関数など、基礎も何も全く知らない私には、もはや暗号でしか無かった。
そして…残念ながら、今に至ってもよく読めない…残念ながら…。
時は流れ、今やgithubを筆頭に様々なソースがネット上で読みたい放題である。
20年越しの思いよ、今こそ存分に『他人のソース』を堪能するときではないか。
……
ところが、 多少プログラムが書けるようにはなったものの、積極的にコードリーディングをした!と言えるモノは片手で数えるほどしかない…。 (仕事も含めればもうちょっとは増えるけど、それでも、ううむ…) 残念ながら…。
「やらないやつは何が用意されても結局やらない」 というありふれた教訓である…。
がんばろ…。
ちなみに、最新版のFreeBSD 10 における echo コマンドのソースは下記。
[base] Contents of /stable/10/bin/echo/echo.c
うっ…やっぱりちゃんとは理解出来ず轟沈…。