純粋な一枚のナイフ。
そういうヤツになりたい。
やってても、うそっぽい。
青筋立てて、目一杯叫んでいても、
いつも、加減したりして、薄笑い。本当は違う。
でもすぐにエネルギー切れ。初期衝動は売り切れ。
「カラオケやってんじゃねぇんだぞ!」先輩は叫んでいた。
10月の肌寒い夜、気温を感じるくらいには、狂えてない弱気な眼差し。
寒くて震えていたのは、自分が可愛かったから。刺されても、痛がってた。
踏み込む瞬間、目線は遠くを捉えていた。まるで刃なんてなかったかのように。
そんなイメージ、きっとしてた。
ワキ腹一発でのたうちまわり。悔しさ、足りないのは、それがウソだったから。
ニーマルニーマルイチレー、泣くぐらい、走って、大事にして。
曲は多分、ナンバガっぽいやつだと思う。最初は300枚プレス。