チラウラヤーン3号

その辺のプログラマーのチラ裏です。

2020/08/09

高校数学のやり直しをしています。高校時代も今も、数学は苦手科目なんです。

そんな自分を少しでも変えられないものか、そういうチャレンジ。

本来は教科書を読み直して原理を覚え、定理を理解し頭に入れていき、演習を解いて納得し再現技術を身につけていき、まとまった単位で復習をしていくのが本道なのでしょうけど、 あんまり時間かけすぎても自分の弱い記憶力では頭に入っていく気がしなかったので、公式集を使って細部を省略して内容を把握していくことにしました。 こんな感じで進めています。

  • 2日ぐらいかけて2章ぐらいをザーッと読む
    • 演習題は、読んで分かるものは読んで理解する。分からないものは印を付けて飛ばす。
  • 2章ぐらいをまた読み返す (1日)
  • 1日休憩する。

驚いたのが、プログラミングを覚えた今読み返すと、高校の時とは見え方が違うところです。

  • if a >= 0 → |a| = a, else |a| = -a みたいな、条件分岐があるぞ
  • 公式はライブラリのAPIのようなもので、APIの中身がよく分かってなくてもINとOUTが分かっていれば、それを使うことで問題解決を進めることができるっぽい
    • 公式が、詳細を抽象化したメソッドみたいなものに見えてきた
    • APIの成り立ちと詳細が気になったら教科書を読むと書いてある → ソースコードソースコードコメントが教科書に書いてある
  • 「ちょっと何っているかよく分かんない」そんな問題は、知ってくることの組み合わせとして解決できないか内容の整理を試みる。整理ができたら、部分を解いていく
    • これって要件を仕様に落として、インターフェースの組み合わせに整理して、中身を後でコーディングしてテストして完成させるのと似てる気が
    • なんならTDDっぽいような気さえする
    • 分割統治、というのは本当に強力な考え方なんだな、と実感

「プログラミングを覚えるには数学的な感覚が必要」と一部で言われていた気がしますが、むしろプログラミングを覚えてから数学を学ぶ方が理解しやすいのではないでしょうか。どうなんでしょう。

というのは、プログラミングの場合だと、バグがあるとコンパイルが通らなかったり、エラーで落ちたりしてくれるし、変数に値を入れて動かしたりできるからです。 目に見えて動くものって、文字情報だけから頭の中で部品を想像して組み立てて動かすより、もっと具体的で頭に入ってきやすい気がします。

でも高校の頃の焦りと不安でいっぱいだった自分にはプログラミングは覚えれなかっただろうとも思うので、

  1. 何も分からなかった
  2. 分からないなりに進めていくと、ちょっと分かったことができた
  3. また分からないことがでてきた
  4. それでも進めていくと、ちょっと分かったことがまた増えた

の繰り返しで進んでいくのが、自分の能力でものごとを理解できるペースなんだろうなーと思います。

えっちらおっちら。

高校数学公式活用事典(第四版)

高校数学公式活用事典(第四版)

2020/08/09

死ぬ前に一回だけ、聖子ちゃんカットと、井上陽水この頃の髪型 をやっときたい。