そう言えば腰痛の症状が出る前、便座に腰掛けた時、かかとを上げていないと床に足が固定出来ないことが気になっていた。
まだ腰痛は全快とまではいかないが、体が少しほぐれてきた今はかかとをつけて足を固定できている。
あの原因は、ハムストリングスとアキレス腱、ふくらはぎといった、足の裏側の柔軟性が失われていたことが大きいのではないだろうか。
きっと、ダイエットにより腹部のぜい肉が減ったことや、背骨の前屈方向への可動域が広くなったことも寄与しているのだろうけど、便座に接地している腿裏の感触が明らかに、その時感じていたものよりも柔らかい感触なのだ。あの時は、腿が縦の形をしていたのが、今は、便座に押されてちゃんと横に広がっている気がする。
最初は足が短いからだと思っていたが、今は着くこと、整骨院でも腿裏の張りが少しずつ減っていると言われたことを考えるに、やはり腿裏の筋肉の柔軟性によるものではないかと思う。
力を抜いていても、腿裏が張り、腸腰筋も硬ければ、洋式便器に腰掛けていても足裏をべたっと床に接地できないように感じる。
きっと体からサインは送られていたのだ。しかし、正しく聞き取ることが出来ていなかった。3ヶ月毎日ストレッチしていれば体の声が聞ける。
もしかしてヨガが健康法足り得るのは、放散痛を発見して、体の深部の疾病を浮かび上がらせることなのかも知れない、などと思った。
ストレッチやヨガはお金がなくても、広い場所がなくてもできる。もし私が一国の主になった暁には、1日30分のヨガを国民の義務に加えたい所存である。
子供が出来たら、「わかる喜び」を知ってもらい、脳をフルオープンにしたい