チラウラヤーン3号

その辺のプログラマーのチラ裏です。

東京に来てガッカリしたこと

初めて東京に来て夜を過ごした時に思ったことを思い出した。

眠らない街」と聞いてたのに、深夜から早朝にかけてほとんどの店が閉まっていること。 営業してるのは一部のみ。しかも飲み屋とか、漫画喫茶とか。昼間空いてる店の種類がそのまま開いてるわけではない。

さらには、夜間営業してる店があるのも大規模な人流を有する一部の駅周辺だけで、他の駅では店は空いてないし、郊外に出るともう全然。山手線の中の方に入っても、住宅街だとやっぱり店はない。みんな寝てる。

クラブの中には夜通しやってるとこもあるけど、朝には閉まる。

もっとこう、異世界を期待してた。眠らない人間たちがウヨウヨいるものだと思ってた。いやそれはさすがに言いすぎたけど、3交代制で昼夜問わず光が消えない街だと思ってた。

電車も24時間365日、ずーっとぐるぐる回ってるものだと思ってた。

そんな世界はなかった。しかも少子化だし。少子化て。ダサっ!キラキラしてスタイリッシュで、賢そうで、偉そうなのに、人口が減ることはコントロールできないんだぜ!万能ヅラすんなよじゃあ!

人、そして人の器となる街は、朝起きて、夜眠るように出来ている。そのサイクルを外れると不健康になるから。いや、ずっと稼働させるのは不経済だから。

そう考えると、1秒たりとも休まずに動き続けてる心臓とか天体とかは気が狂ってるな。人の心がない。クレイジー。クレイジーな体と宇宙。怖い。海も怖い。深いし。

東京は、思ってたより怖くない。尋常である。脱構築ポストモダンが充満してることもない。フィラデルフィアみたいにジャンキーがゾンビになってたりもしない。

あれだ、ロックやメタル、デスが、リズムや音階という制約から逸脱しては成立しないのと似てる。破壊的なアティテュードを打ち出そうにも、その本懐である音楽表現においては限界がある。

東京とて、人の子である。神はいなかった。荒れ狂う山や海のような、人為を超えた神の怒りはそこにない。 神から遠い街。

安全で、守られた、平らな土地。聳え立つビル群も、ただの安全でしかない。狂ってない。都庁も変形しないし。 夜になるとビルとビルとが弧を描いて曲がり、融合してマクロスの様に宇宙船になって空を飛ぶこともない。

以上から、東京はもっと禁欲的に、謙虚になるべきだ。 万物の霊長を名乗るが如き不遜を捨てるべき。

嘘です。みんなよく頑張ってるし、優しい人も多いと思います。見たいものしか見ないまま文句を言っていいのは中学生まで。もうみんないい大人なんだから、細かいことには目を瞑ってお互い様の精神で暮らしていきたいものですね。