チラウラヤーン3号

その辺のプログラマーのチラ裏です。

「中年になっても若者文化をキャッチアップしてみるぞ」という意識を持ち続けてきたつもりだけど、プラットフォーム自体が違ってたりしてこれはもうギブアップだ。

例えば音楽。

CDからストリーミングに変わり、おそらく、ティーンたちは音楽配信専用サービスよりもTikTokで曲を知るのだろうと思う。TikTokは見てないので、もはやそこで脱落。せいぜいがYouTubeに流れてきたり、CMで使われたりしている曲ぐらい。

例えば、芸能。

テレビの若手芸人もある程度、気にかけていたつもりだけど、若者の間では有名人だけど私が全く知らない人たちがゴロゴロしている。YouTubeでいろんな配信者たちがコラボしてヌルヌル階段を登る動画が普通に300万回再生あるんだよね。他にも、テレビ業界と無関係にYouTuber単独の企画で数百万回再生が珍しくない。

これだけ再生されていれば、そりゃー新宿や渋谷でロケしてたら騒がれるだけの認知度はあるよねえ。

漫画。

少年誌掲載作品は読まなくなったけど、青年誌作品はいくつか読んでる。これに関してはプラットフォームが変わっても、クリエイターの在り方が変わってない、つまり、編集者がまだ介在している世界だからか、まだ脱落感はそこまでない。ただ、ギャグ漫画なんかは全くわからない。

うーん、そもそも、学生の頃からしてJKの文化とか異世界だったし、ドラマには興味なかったし、そもそもがキャッチアップできてなかったように思う。まあでも、少年の頃に抱いた「人はどのように若者でなくなっていくのか」というテーマを意識的に体験できたので、満足感はある。

YouTubeの世界は、当初は見ていて痛々しいクオリティのものも少なくなかったように思うけど、今はかかってる予算が桁違いでクオリティも高くなっている。あと20年もすれば企画自体ももっと小慣れていくんだろうか…。