- 他人は変えられない。しかし、相手が、口では反発してたり理解を示さなくても、2ヶ月、3ヶ月後になんとなく行動が変わることがあって、なんていうか、レスポンスと状態変化が一致してないけど、状態は期待した50%程度には変化してる、みたいなことがある。
- レスポンスと状態変化が一致してて、期待した変化の50%程度の場合と比べると、違いはレスポンスのみ。
- そして、そのレスポンスはかならずしも受理しなくてはいけないものではなかったりする。
- なぜなら、状態変化の方こそが望んだ本質だったから。
- であれば、レスポンスという変数は基本的に捨てていい。人間はレスポンスを相手の状態変化の表出として捉えがちだけど、ロジカルで合理的な出力が苦手な人は多い。
- 世に言う「人の言うことは話半分」というのは生きる上での知恵だったのだ。受け取り方次第で、うまくいけば受理時に生じるストレス → 論理的不整合のパース・エラー分析・復帰や、擬攻撃に対する心理的防御に伴う燃料消費 (精神力の消耗) を減らすことができるのだ。ちょっと変化球な認知療法である。
- 「信頼のおける人」の一側面に、レスポンスと状態変化が一致していることがあるかも知れない。挙動に機械的な不整合がないという意味で。
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