著作権はアイディアを保護するんじゃなくて表現されたものを保護。
アイディアを保護するのは特許 (申請には費用がかかる)。
今気づいたけど、QuoraってほぼTumblrと同じような機能群だな。パトロールや通報を通じてBNBRのコミュニティ性を形成しようというところはTumblrと違うけど。
TwitterのリツイートもTumblrのリブログからのインスパイアードだし、やっぱりTumblrは偉大だな。
なお、検索機能がアカンところも似てるという。
作りたいアプリが思い浮かんだ。しかし、独自に開発したものであっても特許登録された発案と被ってるところがあると、特許侵害となるのか?とビビり、特許周りをちょっと調べてて次のことが分かった。
- 特許庁のデータベースまじ便利。ざーっと各案件を眺めてもオモロイ。
- 公知であったり容易に到達できる発案は新規性が認められない
- 特許DBに公開はされているが、経過情報を見ると、取り下げになっていたり、登録審査で拒絶されたりするものもザラにある。
中でも興味深かったのが「No. xxx の引用物に掲載されてる内容でそれは既に公衆送信可能な状態にあるから、今回の申請は認められない」みたいな拒絶理由があって、じゃ、No. xxx の内容とは?とリンクを辿ると「この申請内容はよく知られた手法を採用しており新規性がない」みたいな理由で却下されてたこと。
これはなんだろ。「Aさんが、この薬はガンに効くって言ってたから、Aさんに情報元を尋ねたら、論文誌に掲載拒否された独自研究のネット記事に書いてあることだった」みたいな。
今回思いついたアプリは、手法がよく知られたものであり、また、思いつくのが難しいものでもないので、大丈夫そう。つか、そんな簡単なことでホイホイ特許侵害に引っかかってたらスタートアップなんて軒並みやっていけてない。
- 作者:小島浩嗣
- 発売日: 2017/02/17
- メディア: 単行本