「実存は本質に先立つ」実存主義について友人から教えてもらった。 この世の意味などなく、ただ使命において活動して生きること。
カミュの「ペスト」においてリウー医師は使命のために町に残った。
神様から「あなたの来世はカニです。カニに生まれ変わります🦀」と言われた時に、抵抗を示すのは人間だけな気がする。
蜘蛛は本能に従って誰に教わることもなく巣を貼る。芋虫も本能に従って繭を作って蛹になって、変態する。
私たちの思考も、まだまだ動物的で曖昧なのだと思う。
「生きづらさ」を感じているのは動物や昆虫も同じで、捕食されずに捕食して、事故に合わないように生きてる。
一度、蟹に生まれ変わってしまえば、複眼を横に倒して眼下に収めることも、当たり前のことになる。
🦀
- 作者: カミュ,宮崎嶺雄
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1969/10/30
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