チラウラヤーン3号

その辺のプログラマーのチラ裏です。

なぜ人いや、私は、心ときめいたものやこと、ワクワクしたものや好きになっものをだんだん、大人になっていくうちにだんだんと諦めて行ってしまうのだろう…。

諦めつかないくせに、ズルズルいくから、初期衝動が薄れていってることにも無自覚で。

そうやって、10年経ち、20年経った。

いかん。いかんよ。ここが鍔際だ!って天津影久なら…言うよ…「分からんのは死に急ぐその様だ。なんだそれは?もののふの道か?生きていればまた私を打つ機会もあろうというのに」

髪にパーマをかけてみよう。服に金をかけてみよう。本気でダイエットしよう。小さいことで怒らないようにしよう。英語を勉強しよう。

ねがいよ叶え。


‪15年前の方が英語聞き取れてたのになー‬なんて嘘だった。SIGGRAPHブルース・スターリングの基調講演理解できなかったし、映画館で見たコラテラルもマジで分かんなかったし。

多分、今の方がまだ5mmぐらいはよく聞き取れてる。

しかし、TOEIC860と言ってた社長、それでも聞き取り出来てたのであればすごいなあ…。


「それどうなの」と思うことがあっても、最後のとこで自分の不努力に後悔する。数学や英語や学問的な知識や。主観的にしか聞こえないような説得性しか持てない反論しか出来ない。悔しい。


‪インターネットなかったらキンコン西野の動画見て心酔してたと思う。大体のことは自力で判断出来ないす。‬

ネットはすごいねえ。危険から守ってくれたり、色んなことを相対化してくれたりする。


webpay, 一流の人たちが一流のデザインしてたと思うのだけど、継続できなかったのは、世の中の難しさや脆さ、弱さを表してると思った。


大刀で人が斬り殺される夢を見た。臓物のにおいが。。。自分は戦ってる最中に嫌気に耐えれなくて目が覚めた。


最近読んでる本はこれ。

これで古典がよくわかる (ちくま文庫)

これで古典がよくわかる (ちくま文庫)

著者である橋本治さんのことはこの記事で知った。というか、この記事でこの人の著作を読んでみたいと思って↑の本を買った。

浦島に釣り上げられ獲物にならないからと海へ返された亀が、浦島に惚れ美女に化けて家まで送ってよ、と口実をつけて誘い出す。帰りに渡された玉手箱を開けると、浦島は鶴になり、千年を亀と過ごす。しかし、亀は万年の寿命。浦島の命が尽きた後、新たな浦島太郎を探すのか、それともどうしても浦島を手放したくなくて取れる手段が人間をやめさせることだったのか。

狂気の愛で男を監禁する女の話なのかこれは?なんて考えだすと、なんとも言えない趣があり、それは、分かりやすい語り口と不良っぽい俗な解釈が入り混じる橋本治さんの達者な手腕があってこそ感じることが出来た贈り物だった。

先述の著書では和歌についての解説もされている。

《桜さく遠山鳥のしだり尾のながながし日もあかぬ色かな 》

後鳥羽上皇の歌だそうだ。これは万葉集の歌からの本歌取りで、本歌は、柿本人麻呂の歌。

《あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む 》

山鳥のしだり尾は「クソ長え」を言い換えた表現で、先の歌は、「ずっと見てても超飽きないレベルで桜の色がマジいい感じ」、後の歌は「クソ長い夜を一人で寝んのかよ、ダルい」的な意味のようだ。

ここで思ったのが、「元ネタが分かるように作品を作って、俺知ってる!お前、ワカル?」「ワカルーw」「やっぱ俺らセンスいーよなー兄者w」と喜んでいたであろう様が、とてもオタクっぽいこと。

名作の知識->教養で、元ネタにピンときてパロディを作って楽しんじゃう、というのが平安の和歌オタクたちの姿だったのか!そしてみんな、上手いこと言いたくてウズウズしてたんだ、と息遣いが聞こえた気がして、ほのぼのした。庶民は畑と田んぼで日々食うものにも事欠く困窮生活で大変だったんだろうけど。

でもこれだよ、これ。頭いい人たちの遊び。ハッカージョークもそんな感じ。しかし、その手技手法は体系化されてたんだろうか。修辞法よろしく、和歌の作り方なるものが残されてれば日本の学問的思考力もヨーロッパに比肩するものになっていたとか…ないか。

いや、そんなこと言ったら紀貫之に怒られそう。「だったらお前がやってくれんのか?」って。「いや、あくまで専門外からの一意見です」などと言おうものなら「だったら黙ってろクソが」って言われてトゥギャられて炎上しそう。


‪怒りを表に出す奴は三流、って誰の言葉だっけ。‬ もささんも、おぎさんも、不満は露わにしても起こることはなかったもんなあ…頭いい人ってすげえなあ…


友人の勧めで amazarasi を聞いてみて、歌詞を読んでみた。

音楽的にはあまり馴染めないけど、歌詞にはグッときた。フィロソフィーという歌が特に。

紹介直後は超元気だったので、歌詞を読んでもイマイチ入ってこなかったけど、金曜日会社を休んで、月曜までの間、動くべきだったバッチが動いてなくて、やっぱりオレってクズだなあという精神状態になった今朝 2019/04/23 8:30 に歌詞を読むと、今までの自分がそこに歌われているようで救いを感じた。

森田童子とか山崎ハコとか、暗いフォークの系譜なのかな。

ただ、amazarasiの歌詞に特徴的なのは最後に受け入れや肯定があるところ。これまでそうだったみたいに今日も明日も続いていくし、落ち着いて考えてみて、こういう気の持ち方でいってみますか、という在り方でしょうか。歌詞の途中にはあんまり出てこない。最後だけ、それまでの独白っぽいものから、冷静な第三者視点になって、だれかへの語りかけになる。空に歌えば、とか。

困ることがあるとすれば、心が弱ってないと入ってこないとこかなあ。


楽曲においては、誰もが抱える恋愛の機微や苦しみをよく歌われてる気がするけど、漫画やドラマでは「容姿が良かったら」という前提が敷かれてる気がして「こんな普通の/ブスの私たちが恋愛する方法」は描かれてないことが多いように思う。

手持ちの武器で戦うマインドを育てたい。


地球の中心が「下」だなんて直感に反することは日常にすでにある。当たり前のように。宇宙の果てはあるのか?人はどうやってものごとを考えているのか?など。

知識を身につけて、そのことだけを考えてる暇がないから慣れるだけで、依然として分からないことは多く、それでも日頃慣れ親しんでるものごとに疑いを改めて持つというのは難しい。意識を逸らす必要があるから。でも、それこそが解脱につながる道だと思う。


高速フーリエギターみたいなサイトに憧れる。高度な知識で遊ぶこと。hirax.netもそうだった。


玄人好みな侍、主君に仕え、役人へ推挙する同僚には「まつりごとは苦手でして…」と謙虚に答える、そんな人に憧れてここまで来たのだが、もっと野蛮に能力を伸ばしていれば今頃結婚も出来たのではないか…などと言ってる時点で、寝物語から覚めてない証拠よ。


‪連休は嫁と子供とハワイへ行く‬、そんな人生を送りたかった…わけでも無いので、今の人生もそこそこ満足。

いや、でも、嫁も子供も欲しい!


宇宙という計算機ですら地球人を生むのに138億年かかってるし、知性を計算機で産むのはとても長い時間がかかるのかも…


国際政治力指標みたいなのないのかな。政治やその健全性も他国との競争が数値化されれば、愚かなことなどしなくなるのでは…


なんらかの協力依頼があり、残念ながら仕事の都合で受けれない旨を返信して丁重にお断りしたが、先方から分かりましたとの連絡もないところを見ると、すごく忙しいんだと慮る。

私も気をつけないとなあ…。



例えば、明日会社の役員達が「俺ら普通に能力あること分かったからGoogle行くわ」となったら、Googleに行く能力もない僕は、それまで抱えていた不満をぶつける先も得られず、ほぞを噛むことしか出来ない。かつ、「結局不満を言ってただけで、俺らみたいな能力ないじゃん」となる。

それは悔しいし、いつでも文武両道の腕を磨くことを忘れてはいけない。

でも、もし会社をやるなら、その人がその人の家族に心配されないような会社がいい。それか、役員の家族に「あなたの伴侶のおかげで体を壊してしばらく仕事が出来なくなった人がいますが、どう思いますか?」と言う質問をすることを想像しなくて済む会社がいい。


これたまらん!という番組を録画したビデオを貸し借りしたりすることもなくなった。CDも。

まあでも、でんきクラゲとしびれフグも動画サイトにある時代だしまあ…大丈夫と信じたい。


これ、Questloveが最初のターンでドラムを叩くとき、2小節目の頭が16分ぐらい食い気味なんだよね。それ、2年前ははっきり分かったのに、今見ると、慣れなのか感覚が鈍ってるのか、あんまり分かんなくなってる…。リズム感も年とともに衰えるのか?


私の名前「裕季」を外国の人に伝えるとき、たまに「どんな意味だ?」と聞かれる。 うーん。affordable season?


Integrityという言葉を知った。DBエラーで言葉自体は以前から知っていたが、意味はちゃんと調べたことがなかった。日本人に欠けているらしい。