やっぱ復唱したり、何度も書いたりするの、大事な気がした。
ダメ元で。
刺激を与え続けて。
AppleもAmazonも、Microsoftが帝国と呼ばれていた時代から、即時的に会社の利益にならないような先行的な開発をしていたことを思い出してみる。
OSSコミュニティと関わって、それを自社製品に反映するような形で。
当時は一般的でなかったスタイルだったと思うし、ずいぶん投資的なアクションだ。
当時は一部の人たちからMicrosoftは嫌われ者で、フリーUNIXみたいな自由で民主的で先進的なソフトウェアをビジネスのコアにしていて、かつ、コンシューマーPC系市場でシェアを取る会社が出てこないかなーと夢見ていた。SunやHPなど大手以外では、RedhatなどがOSを有償で売っていたけど、大衆に親しまれるほどにはならなかった。Be社は既に倒産していた。
GoogleはPCでもOSでもなく、検索エンジンサービスという、非パッケージ型のなにかを過去に類を見ないレベルで洗練させた得体の知れない会社だった。今やOSS界隈を牽引する企業のイメージが定着している。
今ではパーソナルコンピューター市場が一社寡占で使いにくいソフトウェアにお金を払い続けることを強要するような社会の在りように不満を抱き、革新せんと起業するような風潮も感じなくなった。そんな不満はいつのまにかみんなの意識から消えたような感じがする。
いろんな会社がしのぎを削った結果、民から金を搾り取るような形ではなく、いつしかみんな自分の理想を超える製品を出してくる企業に次の新製品発表はどんなだろうと期待を抱かれるまでになった。
次に現れる10年に一度の会社、20年に一度の会社はどこだろうか。
「もっとこうだったらいいのに」という思いは、どこに現れて、どんな会社や組織が革新するんだろう。
もう、 市場をざわつかせるようなOSやパソコン、ハンディデバイスが新しく生まれることはないんだろうか。
スマートウォッチ、スマートグラスをどこかの会社が完成レベルまで持っていくのだろうか。
教育、働き方、政治、医療、恋愛、育児、電力、まだまだ人間の不満が注がれてる分野はある。
例えば、リモートワークはまだまだしんどい。
- 外国人と働くとき、言語の熟達ができてないと意思疎通が難しい
- その場でホワイトボードで議論したい
- 記録も自動でとってほしい。議事録でも、動画でも
- アジェンダ、自動で作られないかな
- 日程調整も自動でできないかな
- 音声ももっとクリアになってほしい
- ホログラム、または、人体が転送されて欲しい
- 思考可能な分身が勝手に会議に行ってきてくれないかな
- 資料も勝手に作られないかな
あれこういうの、SF…というか、ドラえもんの世界でみたような…やり尽くされたような…
10年ぶりの感覚に驚く。若い人はもっと感受性が高いんだろうな。
「もっとこうだったらいいのに」の現実的な手は大体は既に打たれていて「誰かまだ見ぬ冴えた方法でもっと楽にして」という意識にシフトしてるんだろうか。
小さい頃は今頃、庶民でもハワイにいくぐらいの感じで月に行けるんじゃないかと夢見てた。
車は空を飛ばないし、恋に悩むロボットはまだいないけど、宇宙飛行士じゃない人たちが月の周りを宇宙船でクルージングする時代が来つつあるらしい。
そのニュースだけじゃなくて、過去に感じた歴史的出来事や、未来像を振り返ってから改めると、歴史の動きを感じる。
戦争を経験した世代からはどう見えるんだろうか。
努力できるようになるには努力してみ続けることなんだろうか。努力する練習?
努力してきた人たちってすごい。