チラウラヤーン3号

その辺のプログラマーのチラ裏です。

UNIQLOの返品対応のよさに驚いた

I Won't Let You Down

I Won't Let You Down

昨日、服を、5年に1回買うか買わないかのレアイベントのうちの1回があって買ったわけで。

peketamin.hatenablog.jp

で、家帰って小躍りしながら、持ってるボトムと合わせたりして、姿見見ては脱いだり着たりしてたんだけど…。

買った内の服2点が…

  • www.uniqlo.com
    • 白のVネックカーディガンは試着して鏡に写った姿を見てしっくり来なかったが、「俺が着慣れてないだけで他人が見ればしっくり来る範囲だろう」と自分を誤魔化してカゴに入れた。
  • www.uniqlo.com
    • 青のブロックテックパーカーはMサイズが売り切れてて、残っていたLを手にとって「少し大きいぐらい大丈夫だろう」と思って買った。試着はした。しっくり来てなかったけど、許容範囲内だろうと自分を誤魔化してカゴに入れた。

なんかしっくりこない。 色々 (といっても服持ってないので2パターンぐらい) 合わせて見たんだけど、なーんか、ずんぐりむっくりしてしまった。

オシャレ童貞の俺はアイテムだけに目が行って、「自分に合っているか」を疎かにしていたのだ。

「自分には合ってないように見えても他人には合っているように見えるだろう」 なんて無さそう。いや、無い。

「白のカーディガンはかっこいいものだ」「スノーボードのウェアをカジュアルにしたような、まさにこんなパーカーが欲しかった」という思い込みから、自分にちょっとぐらい合ってなくても、購入の動機を正当化してた。

「だって、白のカーディガンはかっこいいものでしょ?」 と。

「ゲレンデではビビッドなアウター着てもそれなりに見えるじゃん!」 と。

NO ~ NO ~。

白のカーディガンを弟に見せたら、

「俺はカーディガン買わないけど、買うとしてももっとボタンが下にダルっとついてるヤツ買うな」

と言われた。 ハッとした。たしかに…!俺がイメージしていたのはそういうダルっとしたやつだった。

青のパーカーは、「服を着るならこんなふうに」のマンガでも言っていた掟を破った報いだった。

「初心者はモノトーンで。次のステップで色を入れるときは差し色ワンポイントで」

俺に色物は早すぎた。しかもゲレンデで着る服は標高が高くて寒いとこだからなんならモコモコでもOKなのであって、平地だったら色とシルエット両方バランス取るのは難しいのだ。そのことに気づいてなかった。

だから、友達に相談した。そしたらなんと!ユニクロは3ヶ月返品対応可能で、値札を外しても、家で何度か着てしまっても返金してくれるらしい…?

俺はファッション初心者なんだ。不確かな情報であれば、実際に出向いて体で覚えねばなるまい。

2つの服のホコリを取って、丁寧に畳み、ゴミ箱から値札を拾って、ユニクロの袋に形が崩れないように入れた。 それを雨に濡れないように、傘を差すのと逆の方で脇に抱えて、大事にユニクロに持って行く。

今日も今日とて、雨降る中を20分歩く。20分歩けばユニクロに行けるなんて、実家では考えられない便利さ。 ぜひ足に覚えさせねばバチがあたる。 いや!それより!新しい服を買って、それを着てお出かけするのは雨でも楽しい!のだ、な! 自分にこんな感覚があるなんて思ってなかった。アナンダ、世界は美しいな。

ユニクロについて早速、会計の列に並び、レジに着いた。

「すみません、これ、昨日買ったものなんですが、サイズが合わなくて、返品出来ないかと思いまして…」

言えた。もっとキョドるかと思ったけど、スッと言えた。俺も成長した。3店舗自分で考えて巡った経験が俺を強くした。

「レシートをお預かりします。ピッ、ピッ、カタカタ…はい、では、1万7百6十円のお返しになります。以上でお手続きは終了となります。ありがとうございました。またご利用くださいませ」

めっちゃスムーズー!もっと嫌そうな顔されるかと思ってた。すぐに返品できて現金で返金もされたよ。完璧な返品対応。えー。

ユニクロってフェアトレードに反して貧困国から搾取する批判の多い企業だと思ってた。 もっと金にケチケチしてるのかと思ってたよ。

これが柳井氏の力か…。
いやー、ユニクロ、本当にオシャレ初心者の味方だ…。ありがとうユニクロ!これからもよろしくね!!

***

白のカーディガンに合うインナーを家のタンスから探してたときに、前に友達に選んでもらった秋服のカットソーが出てきた。 一番下のボタンが取れてたので、ユニクロの帰りに手芸店で同じ規格のボタンを買って、家に返って自分でつけた。

チクチクとボタンを縫った。

俺にしては上出来!と満足して 「いやいや、この油断がいかんのだ。またボタン取れても大丈夫なように洗濯表示されているタグに縫いつけとこう」と思って、タグ見たら、ちゃんと予備ボタンついてた。

くそっ…!まただ、まただよ!……いや、こうやってオシャレ初心者は、失敗を繰り返し一歩ずつ進んでいくんだ…。感謝。

そういえば、返品したとき、レシートを打ち直して返してもらえなかったことに後で気づいたが、面倒なのでモヤモヤを抱えたまま帰った。

ついでに帰りに眉ペン買った。俺は眉毛が薄いので写真映えがしないのだ。眉毛が濃かったら写真映えするのか?という疑問が湧くが、答えは知らない。

女性が入るようなデパートのコスメコーナーに入るのは緊張したが、お店の人に男性用があるかを尋ねても、

「眉ペンにとくに女性用、男性用とかはないですねー。」

って言ってたし、ちゃんと案内してもらえたし。大丈夫。男性がこういう場所入っても大丈夫だったんだ。俺は大丈夫だ。大丈夫なように出来てきた。