チラウラヤーン3号

その辺のプログラマーのチラ裏です。

機能、装飾

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© 2006 Musée du Louvre / Claire Tabbagh

若い頃は、古いの美術品に見られるような、ごてごてした装飾が嫌いだった。

例を挙げると、盥や額縁、天井などに、象嵌や、浮彫なんかが施されているようなものたち。

若い頃は、それらは機能を損ねる無駄であり、権威や金持ちの象徴のように感じられていた。

今では、それらの装飾は、相手への敬意や愛情を表したものだと感じられて、膨大な手間を、見る人、使う人のためにかけたのだと感じられてからは、いくらか素直に受け入れられるようになった。

何が言いたいかというと、NHKでやってた「2時間で回るルーブル美術館」は素晴らしかった。南海キャンディーズ、とりわけ山里亮太のナレーションが素晴らしかった。
(しずちゃんの小ボケも相まって飽きさせない最高の番組に仕上がっていた)


今日Siriに認識してもらえなかった言葉

「sand flea」


今日見た探偵ナイトスクープに、24年間交際経験のない女性が出ていて、彼女は常に笑顔だった。だけど、それは防衛的笑顔で、彼女の様相を見てると「ああ、自分もこんな感じなんだろうなあ」と思った。自分に自信がない人は防衛的笑顔でコミュニケーションの輪郭をぼやかそうとする。肥大した自意識の問題なのか、真剣な顔をしたがらない。照れてしまう。

今年は、とにかく、防衛的笑顔=作り笑いをしない年にしたい。

能力の低い奴がそんな振る舞いだとめんどくさそうだけど、そこはもう誠意を持って自分に言い訳しないで生きていくしか無い。

努力を忘れた男の涙は汚い、と、宮本も言っていたし。