「一流は一流を知る」
言わんとすることは多分、2つあって、
- 一流の人は一流の知り合いがいる
- 一流の人は凡人が見ても分からない一流の技芸を理解できる、または、二流など通常は高度な技芸に更に校正を施せる
だと思った。
いや、会社の同僚さんなんですが、頭の回転が早く、コミュニケーション力があり、開発力、保守力、運用力も高い。問題提起力もある。
そんな人が連れてくる人もやはり優秀で。
じゃあ、三流の人は三流の知り合いしかおらず、三流以下の技芸しか理解できないとすれば、どうやって成長すれば良いのか、ということを考えてた。
やっぱり「自分が強くなるしかない」なんだけど、そんな中にもチャンスというものはあって「師匠につく」ことが、その一つなんだろうと思った。
師匠についてるときは、自分が三流なもんだから、師匠の技を見たときに「なんでこんな丁寧に、ギリギリを攻めてるんだろう?そんな頭使わずに、とりあえず問題が出ないようにしたらいいじゃん」などと思ったわけだけど、自分より師匠の方が力量が上なこと、それだけは分かったから、とりあえず言われるがまま手を動かしてた。そのときは分からなかったけど、後になって他の技芸に触れたときに「過不足なくやる→シンプルにする」ってことを師匠はやってたことに気づいた。
レビューという仕組みと、雑でない心のこもったレビュー。
「その時は気づかないけど」
功夫だと思う。見えざる積み重ねによる力。
一流にはなれてないけど、この年になっても、周りの人から教えを受けられる機会がある、というのは本当に幸せだと思った。
そんな師匠も、常に学ぶことに貪欲。