チラウラヤーン3号

その辺のプログラマーのチラ裏です。

父の逝去

願い叶わず、逝ってしまった。

病室でジャズを流すと、医療用麻薬で朦朧としながらも

「こういうホテルのラウンジでかかるような音楽、俺は大好きや」

と、機嫌良く話していたのを思い出す。 亡くなる4日前だった。

食事が取れず、抗がん剤治療まで漕ぎ着けなかった(抗がん剤治療には自力で食事が取れる程度の体力と栄養が必要)。

死に目には会えなかった。 仕事を切り上げて、もっとはやくに向かうべきだったのだが、悔やんでも仕方ないので、せめて立派に送ってあげたいと思う。